家庭の温暖化対策(3)

投稿者: | 2008-04-21
178 views

発生してしまうCO2を、他で削減したCO2を買い取ることで減らしたことにする取り組みが「カーボンオフセット」です。自分のところで減らさずに減らしたことにできるので、本当に削減に結びついたのか厳密に検討する必要があります。

身近なところでは、2008年の年賀状に「カーボンオフセット年賀状」が登場しました。値段は高くなっていますが、CO2削減分を買うために使われます。
きちんとした制度のもとでは、排出するCO2に合わせて金額を支払うことで、「そのイベントにおいてCO2を出さない」と宣言することもできます。
日本ではまだまだ一般的ではありませんが、海外では市場も整備されてきており、旅行でのCO2排出をオフセットしたり、パソコンで使う電気をオフセットしたり、結婚式で排出するCO2分をオフセットするなど、面白い例もでてきています。日本ではカーボンフリーコンサルティングなどの会社も生まれています。
海外で普及をはじめた基準を満たした、カーボンオフセットの小売りも始まっています。
家庭では、どうしても生活をしていくために一定のCO2を排出することになります。自分のところで省エネをするのに加えて、カーボンオフセットができれば「CO2で環境負荷を与えない生活」とも言えるかもしれません。
というわけで、ひのでやでも、カーボンオフセットを計算できるサイトを作ってみました。名付けて「人生オフセット」。やりなおしはできませんが、地球に迷惑をかけないように後世に渡していくために、必要なオフセット(お布施?)になるかもしれません。
ちょっと値段は高いですが、お墓を購入するなどの場合には、この程度の値段はかかるかと思います。お墓に「オフセット済み」と書いてもらえるかもしれません。

コメントを残す