Ecolife情報

違いがあるから対策もいろいろ

 家庭ごとに暮らし方は大きく違ってきます。大切にしていることも、暑さ寒さへの感じ方も違いますので、対策もそれぞれの家庭ごとにいろいろです。たくさんの情報の中で、うまくその家庭にあった対策を見つけ出すことが大切です。

 生活の仕方が違うわけですが、どれくらい違うかを、電気の使用量で比較してみます。

暮らしかたによる差

 ひのでやエコライフ研究所では、家庭での温暖化防止・エコライフを進めるために、「環境家計簿」のお手伝いをしてきました。単に配布して「取り組んでください」とお願いするタイプではなく、結果を提出してもらい、診断書を作成してお返ししています。このため、参加した家庭のエネルギー消費量の集計を把握することができています。

 その結果をみてみると、同じ家族人数で比較しても、電気・ガスなどは、大きな分布がでてきます。

 1998年に大阪在住の市民に対して行った環境家計簿の集計結果より、4人世帯だけを抽出し、電気代が平均値からどれだけばらついているのかの分布をグラフにしました。平均的な消費電力を中心に分布しているものの、平均より半分以下で生活している家庭や、倍以上の電気を消費している家庭も多く存在します。

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 おおむね電気やガスについては、次のような割合で分布しています。

消費量上位15%の世帯:  消費量が標準の140%以上
消費量上位15〜35%の世帯:消費量が標準の115%以上
消費量上位35〜65%の世帯:消費量が標準の90%以上
消費量上位65〜85%の世帯:消費量が標準の70%以上
消費量上位85%〜100%の世帯:消費量が標準の70%未満

 おおよそ平均より4割以上多い家庭が15%、平均より3割以上少ない家庭が15%程度あるといった傾向です。正規分布とみなして計算してみると、平均の4割以下の家庭は2%程度あることになります。(実際にそうした家庭も見受けられます)

暮らし方での削減の余地

 別に消費量が少ない家庭が貧しい暮らしをしているわけではありません。同じ程度に豊かな生活をしながら、ちょっとした習慣や工夫の違いによってこれだけ差が出てくることになります。

 たとえばこんな感じでしょうか。

  • 住まいの近くの会社だから、ガソリンの消費が大幅に少なくてすむ
  • テレビはあまり見ず、家族でよくトランプをしたり、話をして盛り上がる
  • 防犯のために毎日、玄関灯や廊下などをつけっぱなしにするようなことがない
  • 夏はシャワーで十分だと思っている
  • 多少寒さを感じるほうが、身体が丈夫になると思っている
  • 水やお湯が流しっぱなしだと、なんとなくもったいないと思ってしまう

 しかしこれで倍以上違う場合が出てくるというのもすごいことです。

 いままで取り組んでいなかった人が、改めてチャレンジしてみると、実際に半減させることができる場合もあります。

 


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Last-modified: 2017-08-09 (水) 11:50:38 (68d), by 有限会社ひのでやエコライフ研究所