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製造時・廃棄時に使われるエネルギーはどのくらいなのですか

 省エネ型に買い替えするほうが、家のエネルギー消費は少なくなりますが、製品を製造するため、廃棄するためにエネルギーがかかってしまいます。

 ダイキンがエアコンの製造・使用・廃棄時のCO2排出量をLCAという手法を用いて調査し報告をしています。これを参考にすると、使用時のCO2排出が95%以上を占めることになっています。同様に、冷蔵庫、自家用車などでも8〜9割以上が使用時という報告もあり、使用時点での省エネ性能の向上のほうが重要になります。

 ただし、エアコンや冷蔵庫では、フロン類が使われていますが、これが現在きちんと回収されてない実態があることが報告されています。フロン類の温室効果は非常に大きく、CO2量に換算すると、製造・廃棄時のCO2換算排出量は倍増するほどになります。さらに、エアコンの場合には、冷房のみに使用する家庭も多く、平均的な使用では、LCAで計算されている消費量の2割程度しか電気を消費していないとの推計もされています。

 これらを含めると、エアコンの場合には製造・廃棄にかかる温室効果は、使用時と同等レベルになってきます。省エネ型であっても、買い替えをすることでかえって環境負荷を増加させてしまう可能性があります。

 省エネ性能の向上が落ち着いてきた段階では、省エネ型に買い替えるというより、長持ちさせるように大切に修理しながら使っていくことも重要になってきます。

製造時にかかるエネルギー

 家電製品にかかわらず、物をつくるためにはエネルギーが必要になります。例えば、A4サイズの紙を1枚つくるために必要となるエネルギーはおよそ20Wh、小型のテレビで換算すると20分程度つけているエネルギーに相当します。

 使い捨てをしたり、包装やレジ袋など無駄にもらわないよにすることが重要です。

参考:ダイキン:空調機の省エネルギー性能向上

2009/12/09 最終修正 2018/05/08

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Last-modified: 2018-05-08 (火) 15:57:37 (134d), by 有限会社ひのでやエコライフ研究所