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屋根に太陽熱温水器を設置しましょう

 20年以上も実績のある太陽熱温水器は、太陽の熱でお湯を沸かすことができるため、大幅な省エネにつながります。最近のものは真空断熱などの技術が導入されているため、冬場でもお湯を作り出すことが可能です。

 日本では、1980〜90年代の訪問販売でのトラブルもあり、ここ10年くらい導入される事例は少ないですが、お隣の中国では、簡単にできる自然エネルギー利用ということで、急速に導入が増加しています。スペインや中国など、新規住宅建設の場合には、設置(太陽光発電もしくは太陽熱温水器)が義務づけられている例もあります。

 太陽光発電に比べると少し手間がかかりますが、天気を感じながら生活をできるというのも、いいものです。

 効果

現在都市ガスでお湯を沸かしている場合

都市ガスの削減(m3)光熱費の削減(円)二酸化炭素排出量の削減(kg)
1ヶ月の削減142,20831
1年の削減16626,496369

現在灯油でお湯を沸かしている場合

灯油の削減(L)光熱費の削減(円)二酸化炭素排出量の削減(kg)
1ヶ月の削減161,60740
1年の削減19319,280480
  • 年間の給湯需要のおおよそ4〜6割をまかなえるとされています。(上記計算では4割削減と設定)
  • 都市ガス、灯油の消費量は、省エネラベリング制度で設定されている「年間の目安燃料使用量」の最大値(標準的機種)の値を用いています。
  • 都市ガスなら10年程度、灯油なら15年程度で元がとれます。燃料費の変動によって変わってきます。

 費用

 工務店にもよりますが、20〜40万円かかります。

参考情報

 京都府地球温暖化防止活動推進センターでは、平成19年度に太陽熱温水器の効果や利用状況のほか、利用者の感触などを調査した報告をとりまとめています。ソーラーシステム(強制循環式)よりもシンプルで機能は限られていますが、単純であるために、習慣的に利用が続けられている様子がみられます。

 世界の太陽熱温水器導入状況などもわかりやすく示されています。

http://www.kcfca.or.jp/center/taiyonetsu32/taiyonetsu32.htm

 関連の取り組み

 同じく太陽熱を利用する仕組みとして、E04 真空貯湯式のソーラーシステムを設置して利用するがあります。太陽熱温水器は、屋根の上に集熱器とタンクが一体となっているものを呼んでおり、ソーラーシステムはこれよりも高性能な分、多少値段も張ります。ソーラーシステムなら、不凍液を使うため、冬場の凍結による故障も少なくなります。

 E01 太陽光発電装置を屋根にとりつける方法は、太陽熱温水器に比べるとメンテナンスの手間もありません。

 導入のしかた

 値段が高いので、まずはホームページや住宅展示場などでパンフレットなどを取り寄せ、メーカーや工務店の比較検討をしてみてください。

 建築士さんの中には、デザイン的にあまり好ましいものと考えていない人も多いようです。NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)でも、「ソーラー建築デザインガイド」https://books.google.co.jp/books/about/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89.html?id=mvtDPwAACAAJ&hl=ja など、デザイン面での調査もしています。

 なお、冬に配水管が凍ってしまうと、故障してしまいます。断熱をしっかりするなり、冬季の夜間は水を抜くなりの対応が必要です(不凍液を使ったソーラーシステムは問題ありません)。

太陽熱温水器メーカー(参考)

 おすすめの家庭

 日光がよくあたる一軒家をお持ちの方なら、環境負荷削減の観点からおすすめです。

 屋根のスペースがあるようでしたら、太陽光発電と併用することもできます。

 コメント

  • 2008年頃からまた太陽熱温水器の引き合いが多くなってきたみたいですね。燃料価格の上昇が影響しているのでしょう。 -- ひのでや 2009-02-10 (火) 18:39:41
  • 平板式は、冬はお湯がなかなか沸かないので単純に1ヶ月×12ヶ月を1年のコスト削減とするのは、どうかと思いますが・・・。真空管式をイメージしていると言うことですかね・・・。 -- てらだ? 2009-10-05 (月) 20:38:15
  • てらださま。逆の計算になっています。1年間で必要となるお湯の40%をまかなうことができることから、1ヶ月平均で求めています。夏と冬ではもちろん違いますけれどもね。 -- ひのでや 2009-10-06 (火) 19:42:05


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Last-modified: 2016-06-21 (火) 12:00:51 (310d), by 有限会社ひのでやエコライフ研究所