1.1分でもこまめに消したほうがいい
2.30分くらいで戻るならつけっぱなしがいい
3.基本的につけっぱなしがいい
照明やテレビ、扇風機など、家電製品はどれも、つけたときに大きな電流がながれますが、すぐに元にもどります。大きな電力が流れる時間が比較的短いため、こうした機器については、こまめに消したほうが省エネであることが多いです。
では、エアコンはどうでしょうか。
エアコンは、スイッチをONにしてから冷気や暖気が出てくるまで2〜3分かかることがあります。この時間に、コンプレッサーが稼働して、冷媒が機能するための準備を行っおり、その上ではじめてエアコンとして機能します。もしエアコンを切ってしまうと、これが無駄になり、また電気をつけたときに同じことを始めることになります。
30分ごとに5分間エアコンを停止するということを繰り返した場合、3割程度消費電力が多くなっているという結果になっています。
エアコンが定常状態になっている場合には、すでに部屋が規定の温度になっているため、少ない電力でエアコンが運転されるようになっています。
この例では繰り返しでの調査ですが、目安は30分と考えていいでしょう。
人がいないのにつけっぱなしというのもあまり望ましいものではありません。また30分で戻るつもりが、つい長話をして1時間になったり、3時間になったりする場合がありますので、エアコンをつけっぱなしで部屋を離れる場合には、注意が必要です。
少なくとも人がいないですから、温度設定を控えめにするといった設定も可能かと思います。
https://www.hinodeya-ecolife.com/ecowiki/303.html