家庭でのCO2排出量削減を効果的にすすめていくためには、自分の生活を見直してみる必要があります。「自分で取り組みができているかどうか」だけなら、印刷されたシートを使って自己チェックができますが、二酸化炭素排出量を計算したり、どの対策が効果的なのかを判断するためには、紙ではなかなか難しい面があります。
最近は、インターネットが普及してきており、難しい計算や診断部分をサーバーに任せることで、わかりやすく表示をする仕組みも増えてきています。
家庭にとって適切な提案が、タイムリーに出されるのか、という点以外にも、続けていて面白いという要素も重要になってきます。私が関わったもの以外も含めて、紹介していきます。
毎月の電気・ガス・灯油等の消費量を記入することで、標準値との比較や、年間変動グラフ、前年同月からの削減達成などが表示されます。ユーザ登録をすることで、過去データも記録できますが、とりあえず登録なしでも使ってみることができます。
20項目のエコライフチェック、消費量、居住地域や関心ごとなどに応じて、おすすめの取り組みやイベントなどが自動的に提案される仕組みになっています。
京都府版と同じような仕組みですが、画面をコンパクトにまとめています。
同じ画面で他の地域でも作ることができ、品川版 http://www.shiftra.jp/shinamoni/ などもできています。
滋賀県が企画して作成したインターネット版環境家計簿です。2008年度事業ではポイントを蓄積して、企業などから提供された特典と交換することができるようになっています。
グループ(企業や学校など)での参加にも対応しています。同じユーザとして、携帯電話からの参加もできます。
2009年に作成された新しい環境家計簿です。多様なグラフが表示されるほか、京都市交通局の市バス・地下鉄で使える「トラフィカ京カード」に応募できます。
また、エコ占いや、クイズなど、楽しみながらエコに参加してもらう仕組みもあります。
2010年に作成されました。携帯電話での機能が特に充実しています。
グループでの登録もでき、みんなで参加できるようになっています。
「我が家の環境大臣エコファミリー」で、単なる環境家計簿だけでなく、アイデア投稿などもたくさんあります。
グループでの集計にも対応しています。要登録。
みんなでエコにチャレンジしてポイントをためていく、面白みのあるサイトです。そんな全体のサイトの中に、環境家計簿のページがつくられています。
ヘーベルハウス(旭化成ホームズ株式会社)が運営する環境家計簿です。ぞうさんのキャラクタがかわいいですね。他の家庭との比較(ランキング)などもでてきます。
パソコンにデータが保存され、サーバーには保存されません。
ダウンロードして使うタイプです。