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買い替え時には、最も省エネ型の冷蔵庫を選びましょう

 冷蔵庫の省エネ技術は進んでおり、10年前に比べて、電気の消費量が半分程度にまで下がっています。なお、大型の冷蔵庫であっても、断熱などの省エネ技術が導入されている例が多く、消費電力が極端に大きくなるわけではありません。販売時のラベルを参考にしてください。

 買い替えをするときに、いちばん省エネ型のものを選ぶことができれば、使っている間は何も気にしなくても、大幅に省エネができることになります。しかも、電気代が安くなりますので、多少省エネ型機種の値段が高くても、元をとれる場合があります。

 特に古い大型冷蔵庫を使っている方の場合、買い替えによって月の電気代が1000円単位で安くなる事例もあります。

冷蔵庫のサイズと省エネ性能
冷蔵庫のサイズと省エネ性能(統一省エネラベル作成サイトより作成:2009年6月時点)

 冷蔵庫については、2007年以降に大型機種を中心に省エネ性能の高い製品が出てくるようになっています。

 効果

【自動計算】
電気の削減(kWh)光熱費の削減(円)二酸化炭素排出量の削減(kg)
1ヶ月の削減3390018
1年の削減40010,800220

 詳しくは「家電省エネ診断」にて診断できます。 http://ksk.tank.jp/?j=76

 費用

 省エネ性能の高い冷蔵庫は、10万〜15万円程度します。普及機種では10万円を切るものが出回っていますので、数万円高くなる可能性があります。その分、高性能になっている面もあります。

 また、省エネ性能で、4つ★以上の製品を購入すると、3,000点〜10,000点のエコポイントが還元されます。400L以下の製品については、現在の最高レベルである3つ★の製品にもエコポイントがつきます。

 関連の取り組み

 冷蔵庫以外にも、省エネ性能が高い家電製品はたくさん出回っています。E18 買い替え時に最も省エネ型のエアコンを選ぶや、E15 同じ大きさで、液晶などより消費電力の少ないテレビを購入するなども、参考にしてください。

 また、買い換えた場合には必ず古い冷蔵庫はリサイクルに回してください。もったいないからと、E10 2台目の冷蔵庫を止めることをしないと、電気の消費が増えて、かえって環境負荷が大きくなってしまいます。

 導入のしかた

 電器屋さんの店頭で並んでいるものや、カタログには、どれが省エネ性能が高いかが表示されています。

 冷蔵庫では、「年間電気代」「年間電気消費量」が指標となります。この値が小さいほど省エネ性能が高いことになります。現在のもっとも省エネ型の冷蔵庫では、容量400L以上で、年間消費電力量が260kWh、年間電気代が5,720円というタイプがあります(2010年6月現在)。

 ちなみに、年間電気代は、家庭で1年間に支払う金額です。冷蔵庫は平均的に10年ほど使いますので、10倍してみると、その冷蔵庫を使うときにトータルで払う電気代がわかります。電気代も含めて、賢く選んでみてください。

 おすすめの家庭

 そろそろ冷蔵庫の買換を考えている家庭におすすめです。

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