冷蔵庫の省エネ技術は進んでおり、10年前に比べて、電気の消費量が3分の1程度にまで下がっています。意外と大型の冷蔵庫のほうが、省エネ技術が導入されており、消費電力が少ない傾向にあります。
買い替えをするときに、いちばん省エネ型のものを選ぶことができれば、使っている間は何も気にしなくても、大幅に省エネができることになります。しかも、電気代が安くなりますので、多少省エネ型機種の値段が高くても、元をとれる場合があります。
電気の削減(kWh) | 光熱費の削減(円) | 二酸化炭素排出量の削減(kg) | |
1ヶ月の削減 | 60 | 1,300 | 23 |
1年の削減 | 720 | 16,000 | 270 |
省エネ性能の高い冷蔵庫は、15万〜20万円程度します。普及機種では10万円程度のものが出回っていますので、5〜10万円程度高くなる可能性があります。その分、高性能になっている面もあります。
冷蔵庫以外にも、省エネ性能が高い家電製品はたくさん出回っています。E18 買い替え時に最も省エネ型のエアコンを選ぶや、E15 同じ大きさで、液晶などより消費電力の少ないテレビを購入するなども、参考にしてください。
電器屋さんの店頭で並んでいるものや、カタログには、どれが省エネ性能が高いかが表示されています。
冷蔵庫では、「年間電気代」「年間電気消費量」が指標となります。この値が小さいほど省エネ性能が高いことになります。
ちなみに、年間電気代は、家庭で1年間に支払う金額です。冷蔵庫は平均的に10年ほど使いますので、10倍してみると、その冷蔵庫を使うときにトータルで払う電気代がわかります。
そろそろ冷蔵庫の買換を考えている家庭におすすめです。