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テレビの消費電力は、小型のものほど小さく、大型になるほど大きくなります。画面が大きければ、そのぶんだけ画面を明るく照らす必要があるためです。
21インチなどの小型のテレビの消費電力はおよそ30〜50W、32〜42インチでは50〜80W、50インチなど大型では150W以上になります。以前のものは消費電力も大きく、ハイビジョンが出たてのころの大型テレビの中には、300W以上消費するものもあります。
14インチなどの小型のテレビの消費電力はおよそ40〜60W、32〜42インチでは80〜100W、50インチなど大型では200W以上になります。(2015年削除)
テレビは、家庭でつけている時間が長いものですので、少しでも省エネ型のほうが効果が大きくでてきます。最近は大型のテレビが売れ筋ですが、本当にそれだけ大型の画面がいいのか考えてみてはいかがでしょうか。
また映画など美しく見たい番組は、大型のテレビで視るとして、ふだんのニュースなどは省エネになる小型のテレビを使うというのも、効果的な方法です。
電気の削減(kWh) | 光熱費の削減(円) | 二酸化炭素排出量の削減(kg) | |
1ヶ月の削減 | 9 | 200 | 3 |
1年の削減 | 110 | 2,400 | 40 |
テレビは小型のものほど安く売られていますので、この取組みでは費用はかかりません。
テレビは家庭の電気消費のおよそ1割を占めており、提案も多くなされています。E14 家にある消費電力の少ないテレビと交換して使うや、E15 同じ大きさで、より消費電力の少ないテレビを購入するといった機器の提案があります。
あとは、番組表を確認してつける時間を短くすることも有効です。
携帯電話などに機能としてある「ワンセグテレビ」でも視聴することができます。携帯機器の電池でも動くように、非常に消費電力は少なくなっています。動作時で5W以下ですから、大型テレビの20分の1以下の消費電力になります。
電器屋さんの店頭で並んでいるものや、カタログには、どれが省エネ性能が高いかが表示されています。
テレビでは、「年間電気代」「年間電気消費量」が指標となります。この値が小さいほど省エネ性能が高いことになります。
テレビの買換を考えている家庭におすすめです。なお、2011年にはアナログ放送が終了しますので、それまで今のテレビを使っておくというのも一つの方法です。ちなみに、アナログ放送が終了した後でも、変換チューナーを購入すれば、テレビはそのまま使用することができます。(2011年削除)