自動車の運転の仕方によって、燃費は2割程度変わってきます。急発進や急加速をしたり、止まっているときのアイドリング運転は、無駄にガソリンを消費します。こうした点に気を付ける「エコドライブ」に心がけましょう。
無理に省エネ運転をするという感じではなく、「余裕をもった走りをする」といった感じです。
燃費効率をよくする主なポイントは以下の点です。
環境省エコドライブ10のすすめ http://www.env.go.jp/air/car/ecodrive/susume.html
ガソリンの削減(L) | ガソリン代の削減(円) | 二酸化炭素排出量の削減(kg) | |
1ヶ月の削減 | 4 | 400 | 10 |
1年の削減 | 52 | 5,200 | 120 |
車の運転技術ですので、特に費用は発生しません。安全運転を前提に、環境にもやさしい運転技術を磨いてみてください。
通勤以外のときについても、E31 近い所へは徒歩や自転車を使い、自動車の使用はひかえるなど、車に頼らないことも必要です。
ガソリンの燃費をあげるために、磁石やシートなどを貼るなどのグッズが販売されていますが、これらには燃費をあげる根拠はありません。ご注意下さい。
燃料として、植物原料のものを使うと、二酸化炭素排出量としてはカウントされません。ディーゼル車の場合には、バイオディーゼル燃料をそのまま使うことができます(ただしプラントによって品質が大きく違いますのでご注意下さい)。ガソリン車の場合には、エタノールを3〜10%程度混合させたガソリンを使うことができます(こちらは日本ではまだ販売されていません。温暖化対策として検討がされている段階です)。
エコドライブは、自分で試してみるのが一番です。エコドライブの講習会も開催されていますが、主にトラック運転手など業務に使っている方向けのものが多いようです。3時間程度の講習会で、実際に2割くらい削減できる効果が出てきます。
よく自動車を使う家庭にはおすすめです。