潜熱回収型給湯器は、従来の給湯器では利用されていなかった燃焼排気ガスに含まれる排熱からも熱を取り出して、給湯に利用するという仕組みを採っています。(現在はLPガス、都市ガスのみが対応しており、灯油のタイプは出回っていません)
従来型ではガスや灯油が持っているエネルギーの8割弱程度しか温水として利用できなかったものが、およそ95%を給湯熱として利用することができます。同じだけお湯を使っていても15%程度の省エネになります。
現在都市ガスでお湯を沸かしている場合
ガスの削減(m3) | 光熱費の削減(円) | 二酸化炭素排出量の削減(kg) | |
1ヶ月の削減 | 4 | 500 | 9 |
1年の削減 | 50 | 6,000 | 110 |
現在灯油でお湯を沸かしている場合
灯油の削減(L) | 光熱費の削減(円) | 二酸化炭素排出量の削減(kg) | |
1ヶ月の削減 | 5 | 280 | 13 |
1年の削減 | 60 | 3,000 | 150 |
既存の給湯器に比べてやや値段は高めですが、25〜40万円程度で設置ができます。また、潜熱回収型給湯器には、補助が出ています。
電気給湯器の買い替えについての取り組みとして、E62 電気給湯器を、エコキュートに置き換えるといった取り組みもあります。
ホームページやメーカーなどからパンフレットなどを取り寄せ、メーカーや工務店の比較検討をしてみてください。