1.約15分
2.約1.5時間
3.約15時間
アルミ缶やスチール缶を1個作るために必要なエネルギー量は、いずれも約1500キロカロリーと推定されています。
1500キロカロリー | ≒ 6300キロジュール(1カロリー=4.2ジュール) |
= 6300キロワット秒(1ジュール=1ワット秒) | |
≒ 1.7キロワット時(3600ワット秒=1キロワット時) |
中型(100W)のテレビ視聴時間に換算すると 1.7(キロワット時)÷0.1(キロワット) = 17時間
なんと17時間もテレビをつけっぱなしにするのと、同じだけのエネルギーが消費されることになります。120円出して缶ジュースを買ってしまうと、家に帰ってからテレビを17時間がまんしないと、省エネにならないことになります。
ものを製造するときのエネルギー消費量は非常に大きいのですが、結構無視されがちです。現在は100円ショップなどで、安い商品が売られていますが、値段は安くても使用されているエネルギーが大きいことには変わりありません。「安いからすぐに捨ててもいいか」と考えるのは、エネルギーを無駄に消費することにつながります。いい物を買って長く使うことはとても大切です。
100円の商品でも1ヶ月しかもたないのであれば、5年もつ5000円の商品のほうがお得です。(安物買いの銭失い)
紙切れ1枚では…。A4サイズの紙1枚を作るためにも、テレビ20分相当のエネルギーが必要になります…。