手回し発電装置のご感想 兵庫県O様より

投稿者: | 2018-02-27
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2017年の夏休み1ヶ月間にわたり、兵庫県O様に手回し発電装置をご利用いただきました。
500人くらいの児童に手回し発電を体験してもらったご様子を活き活きとご報告していただいています。

手回し発電は自転車発電より手軽なのと、低学年など自転車では足が届かない児童に体験させることを狙いましたが、電気を作ることの大変さを理解してもらえました。
ふりかえりシートにもそれが表れています。この夏、おおよそ500人くらいの児童が体験しました。

スマホの充電に挑戦してもらうのですが、予め60%くらいまでの充電状態にしておき、
「みなさんのチカラで100%にしてくださいね~」ってお願いします。
みんな最初は軽く考えていますが、重いハンドルを入れ替わり立ち代わり回し続けても3%程度しか充電できていないことに驚きます。

O氏: 「みんなは3DSの充電切れたらどうするの?」
こどもたち: 「コンセントにさして充電する~。」
O氏: 「その間は何してるの~?」
こどもたち: 「テレビ見てる」「寝てる」「遊んでる」
いろいろな答えが出てきます。

O氏: 「じゃあ、この発電機でやったらどれくらいの時間かかると思う?」
いろいろ意見が出ます。
O氏: 「10時間くらいかな。 」と答えると、
こどもたち:「そんなんできへんわ~。しんどい~。」

O氏: 「そうだよねえ。そんなに長い時間回していられないよねぇ。 使うのはスイッチひとつ、コンセントさして待ってるだけ。でも、作るのは大変。みんなが楽して電気を使っている分、誰かが代わりにしんどい思いしてるんだよ~。」
O氏: 「誰だと思う?」
こどもたち: 「地球だ! 」
O氏: 「そうだね、だから地球が病気(温暖化)になっちゃうんだよ。地球を助けるために、無駄な電気は使わないようにしようね!」

さすがです!
この夏、500人の児童を相手にされてきたのが目に浮かびます。
神戸市環境局が発行している「エコまち通信」の中でも手回し発電を紹介していただき、エコエコVol.41 2017年秋号に掲載していただきました。
暑い中、どうもありがとうございました!

エコエコVol.41 2017年秋号 P.3


使用機材:
・手回し発電装置×2台

ご準備いただく物:
・手回し発電装置を置くテーブル
・USB接続の電化製品(10W以下)

その他のご利用例については、自転車発電の記事一覧をご覧ください。

自転車・手回し発電だけでなく、ひのでやが主宰する太陽光WSにもご参加いただきました。
いつもご贔屓にしていただきありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします!

そんな手回し発電・自転車発電装置については、下記ページをご参照ください。

自転車発電装置の貸し出し・製作代行

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