メニューをスキップして記事へ


ここから記事

自作ふんどしのすすめ

コラム-鈴木

 パンツをやめて4ヶ月が経ちました。あれから一度もパンツをはいていません。特に不便は感じませんし、ゴムの締め付けがないためか非常に快適です。特に夏場は感動的なくらい風通しがよく、気持ちがいいです。

 

 一方でしっかり引き締めることで、しゃきっと気分の入れ替えもできます。家だけでなく、会社や講義でもしていますが、他人に見られるものではないので、全く問題ありません。

 

 ふんどしは、すべての人におすすめです。

 

ふんどしのメリット

  古臭いイメージのある「ふんどし」ですが、最近、女性に広まっているという話が聞かれます。ただ、これはやはり男性のほうが、股の間に布を当てても横ずれしない構造があり、適しています。ちなみに女性用は「もっこ」タイプで、男性一般の「越中ふんどし」とは少し形が違います。いずれも腰まわりを紐で結ぶ形になりますが、骨の構造上ずれ落ちる心配もありません。

 

 越中ふんどしは作るのも簡単です。手ぬぐいサイズの布の片側に、140cm程度(Mサイズの場合)の布紐を縫い付けたら終わりです。3月末に、10mのさらし布(約1000円)を買ってきて、6本のふんどしを縫いました(最大8本は取れます)。私は手縫いでやりましたが、11時間くらいで作れます。

 

 ここで恥ずかしいのは、裁縫に慣れていないと縫い目が不揃いだったり見栄えがよくない点ですが、その点、ふんどしならば、他の人に見られるものではありませんので、遠慮なく失敗もやり直しもできますし、多少できが悪くても使い勝手に違いが出るわけではありません。初めて実用的な裁縫をするにあたって、これほど適したものはないでしょう。

 

 自分で作ったふんどしで生活する。ぜひ歴史ある新しい世界にお越しください。

 

QA

○どうやって着用するの?

 

 腰まわりに紐を結ぶときい、布をおしり側に垂らして、紐をへその少し下辺りで蝶結びします。

 

 布を股の下から前に通し、紐の内側から外側へと垂らします。少し腰をかがめて布を整えると引き締まります。

 

○トイレはどうしたらいい(立位小)

 

 布の横から取り出して用をたしてください。収納したあとは、布を引っ張り上げて調整してください。軽く腰を落として整えると、引き締まります。

 

○トイレはどうしたらいい(座位)

 

 前に垂れている布を、お腹側のひもから抜きとり、布が床につかないように股の上に乗せる形で、便座に座ります。紐をほどく必要はありません。

  

○洗濯はどうしたらいい

 

 ひもが長くてからみやすいので、ひもを縛っておくか、ネットに入れて洗濯します。とにかく乾きやすいのが特徴です。シワが気になる方は、干す前に一度畳んで軽く叩いてあげると、すこしシワが伸びます。更のふんどしを締める気持ちよさは格別なので、お好みに応じてアイロンかけても構いません。

 

○作り方1:さらし布はどう切ったらいい

 

 さらし布や手ぬぐいは幅は33cm程度(1尺)に決まっていますし、側面がほどけないよう処理がされているので、便利です。体型がMサイズの場合には、90cmごと切ると適切です。ひも部分は140cm程度に切った上で、縦に4本細長く切り分けます。さらしの長さは10mありますので、8本作れます。

 

 90cm |  90cm | …(最大8本)…  | 90cm  | 140cm | 140cm

 

○作り方2:縫い方

 

 まず紐(140cm)を側面がほつれないように縫います。細長く切った布を、縦に半分に折り、さらに側面の切り口を一部折返し、4枚重ねになったところを140cmひらすら縫います。2cmから3cm幅の紐ができたら7割完了です。これが面倒なら、太めのひもを使っても構いません。

 

 ひもを本体の布の一端に、T字になるように縫い付けます。端から1cmあけて紐を置き、端から遠い側を、ひもと本体布を33cm縫い付けます。端を1cm折り返し、ひもの幅をさらに折り返して、その内側を33cm縫い付けます(固定されているので、このときには紐の厚みを含めて縫う必要はありません)。

 

 本体布のもう片方は、最初はほつれやすくなっていますが、少しほつれたあとは安定しますので、特に処理する必要はありません。

 

 

余談 

 世の中には捨てるほど衣料品が余っており、バザーなども開かれ、衣料品を新品を買わなくても生活できるようになっています。そんな生活をしてみようかな、と考えていたときに立ちはだかった問題が、下着でした。だれかが使ったものをリユースするのは、さすがに気が引けてしまい、ここが限界かなと感じていたところです。

 

 そこに出会ったのが「ふんどし」。布でいいんだ、ということは新たな発見でした。綿布であれば、シーツなど捨てられている布も、(残念ではありますが)たくさんあります。

 

 自分で作って、メンテナンスをして、そして材料には不用品や、工業的に加工しない自然のものを使いながら生活をする。一歩可能性が開けた感じがします。

 

 

 

※このコラムの内容は、鈴木個人の意見で、会社としての意見ではありません。

 

表示形式
コメント投稿

サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。