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リフォームで内窓をつけましょう

 せっかくの暖房の熱が逃げてしまっては、暖房の意味がありません。家屋から熱が逃げやすい場所として、窓やサッシがあげられ、熱の約半分がここから逃げてしまっています。

 窓の対策としては、ペアガラス(複層ガラス)のサッシに取り替えるといった対策がよく言われてきましたが、現在ある窓・サッシの内側に、もう一つ窓・サッシをつける方法が、安価で効果的な対策として提案されてきました。

 新しくサッシ枠をつけるために、断熱性の高い樹脂枠を使うことができ、効果的に断熱性を高めることができます。

 効果

 樹脂製枠の内窓を追加することで、断熱性能は2.8倍になります(YKK-AP プラマードUのちらしより)。このため、暖房のエネルギー消費を大幅に削減することが可能です。

 さらに、結露も起こりにくくなりますし、防音性能も高まります。鍵が二重にかかることになるため、防犯にも効果的とされています。

 費用

 窓・サッシの料金を別にすると、工事費は1万円程度とされています。取り付けがわずか1時間程度で済んでしまうため、大きな工事が必要ないためです。

 現在のサッシ枠にペアガラスのタイプをとりつける場合には、サイズを調整する必要がでてきます。一般にペアガラスにするより安く仕上がります。

 関連の取り組み

 窓に対する工夫のより効果的にする取り組みとして、E42 窓を複層ガラスや二重サッシにして断熱性を高めるといったものもあります。

 なお、ホームセンターでは、「簡易内窓」として、自分でプラスチック製の内窓を取り付けることができるキットも販売されています。縦の筋が入るために、曇りガラスのような雰囲気になりますが、明るさは取り入れられます。慣れればおおむね1時間程度の作業で完成させることができます。

 導入のしかた

 工務店におたずね下さい。

 現在、リフォーム用の「内窓」は、YKK、トステムなど、いろいろなメーカーから出されてます。

 おすすめの家庭

 暖房が比較的高くかかる家庭、単板ガラスで窓の結露が気になったり、窓際が寒いと感じる家庭におすすめです。

 商品例


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Last-modified: 2016-06-21 (火) 12:00:53, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所