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毎日の通勤で自動車でなく、電車やバスを利用するようにしましょう。

 自動車は家庭関連で、最も二酸化炭素排出量が多い用途です。通勤や通学で、電車やバスなどの公共交通機関が使えるようなら、ぜひ活用しましょう。

 家庭からのCO2排出量のうち、車が3割以上占めています。通勤に使う家庭だと、5割以上に達することも多々あります。他のどんな省エネよりも、車の対策が重要になります。

 通勤の全部を自動車から公共交通機関にすると、乗り継ぎなどが面倒になる場合もあります。駅まで自動車や自転車を使うなど、組み合わせてみると、意外と便利なルートが見つかるかも知れません。一度、通勤ルートで使うことができる便利なバスや電車はないか、調べてみましょう。

 通勤時間が決まってしまうというデメリットもありますが、夜にお酒を飲むことができるというメリットもあります。本も読むことができます。

 毎日自動車を止めると、不便だという場合には、週に1日だけでも公共交通機関を使ったエコ通勤をしてみてはいかがでしょうか。

 効果

車からバス通勤に変える場合

ガソリンの削減(L)ガソリン代の削減(円)二酸化炭素排出量の削減(kg)
1ヶ月の削減425,58364
1年の削減50067,000773

車から電車通勤に変える場合

ガソリンの削減(L)ガソリン代の削減(円)二酸化炭素排出量の削減(kg)
1ヶ月の削減425,58387
1年の削減50067,0001,044
  • 現在の車の燃費を10km/L、通勤距離を片道10kmと仮定しています。
  • 二酸化炭素排出量は、バスの二酸化炭素排出量を車の3分の1、電車は10分の1として推計しています。

 費用

 自家用車を使わないだけです。電車やバスを使うと交通費がかかりますが、通勤の場合には、たいていは会社が負担をしてくれるため、家庭での負担増は基本的にありません。

 関連の取り組み

 公共交通機関が使いにくい場合には、E02 通勤では、自動車ではなく、燃費のいい原付にする。ことや、E05 買い替え時には、最も燃費のいい車を選ぶといった対応もあります。

 また、E31 近い所へは徒歩や自転車を使い、自動車の使用はひかえるなど、車に頼らないことも必要です。勤務先まで5km程度であれば、自転車なら30分程度で到着しますし、遠くの駐車場に止めたりすることを含めると、かえって早い場合もあります。

 導入のしかた

 まずは自宅から通勤先までの公共交通機関を調べてみましょう。勤務先に何時に到着したらいいのかを踏まえて、バスや電車の時間をさかのぼってみてください。また帰りの時間も調べておくのも大切です。特に帰りの時間については、出社時間が違ってくる場合には、何分おきに出ているのかも使える情報になります。

 バスの時間はでてきませんが、インターネットでの検索もできるようになっています。市販ソフトでは、バスも含めたルート検索ができるようになっているものもあります。

 GOOGLEマップを使うと、自宅から目的地まで指定することで、時刻表をもとに適切な公共交通機関を提案してくれます。

 おすすめの家庭

 長距離の通勤をしている人で、並行して走る公共交通がある場合にはおすすめです。

 コメント

  • ーーー -- ppp? 2011-08-17 (水) 11:28:22


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Last-modified: 2017-05-10 (水) 10:35:22, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所