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加湿器をなるべく使わないようにしましょう

 冬のインフルエンザ対策として、湿度を一定に保つことが大切とされ、冬場に部屋が乾燥することから加湿器が使われることがあります。乾燥しているとのどが痛み、特にかぜを引いていると苦痛が多くなります。ストーブなどの場合には湿り気が供給されますが、エアコンや床暖房などの熱だけの供給の場合には、より乾燥しやすくなります。

 けれども、相当断熱ができて、常時暖房で温度を維持している家でない限り、加湿器を使っても意味がありませんし、逆に結露を引き起こして、家を壊してしまう可能性があります。窓に結露がつくくらいであればまだいいのですが、押し入れや壁のすきまなどに結露が生じると、長期間乾燥せずにかびが発生し、かえって健康にも悪いことになりかねません。

 空気が保持できる湿り気には限界があります。温度が低いほど保持しにくいため、室内を加湿しても、気温が低い壁面などで結露が生じてしまいます。部屋で気温20℃湿度50%を維持しようとしても、空気が循環する中で、8℃よりも低い窓面があったら、そこで湿り気を保持できず、結露を生じつづけます。この状態では、いくら加湿しても湿度は高くならず、窓面に霧吹きで水をつけているだけの結果になります。

 加湿器を使っていなくても、石油ストーブを使ったり、その上でお湯を沸かしたりすることでも同様です。湿度は高くなるかもしれませんが、結露が起こりやすい状況を作っているので、注意してください。

 なるべく乾燥しないようにするためには、

1)部屋の温度を低めにする(相対的に湿度が高くなります)

2)結露をする窓などに断熱シートを貼る(昼間は乾燥させることとセットで)

 あとは、自衛策として、

3)マスクをする

4)こまめに暖かいお茶などをとる(鼻腔をあたためておく)

 などの対策が有効です。

 なお加湿器には、お湯を沸かして水蒸気を発生させるものと、超音波で霧を発生させるものの、大きく2種類あります。このうち超音波のほうがエネルギー消費量は少なくなります。

 効果

 加湿器は超音波式が200W程度、スチーム式では500W程度かかります。

 部屋の温度を低めにすることでも、乾燥をやわらげることができ、この場合には暖房の省エネ分も効果に加算されます。

 費用

 止めるだけです。特に費用はかかりません。

 窓の結露対策のための断熱をする場合には、断熱シートの費用がかかります。

 関連の取り組み

 E61 (冬)厚手で長めのカーテンを使うか、窓に断熱シート(エアクッション等)をはるなどをして、家の断熱を高くすることが快適性にもつながります。

 どうしてもエアコンで乾燥する場合、かつ洗濯物が冬場に乾かなくて困っている場合には、エアコンの吹き出し口のところで洗濯物を干すことで、一石二鳥になります。

 導入のしかた

 止めるだけです。

 おすすめの家庭

 よく加湿器を使う家庭におすすめです。特に、結露で困っている場合には、加湿を止めるようにしてください。

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Last-modified: 2017-10-04 (水) 09:37:12 (14d), by 有限会社ひのでやエコライフ研究所