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改築(リフォーム)で床や壁の断熱性能を高めるようにしましょう

 冬に暖房が必要なのは、熱が家から逃げてしまうからです。熱が逃げないようにできれば、暖房をしなくても暖かい温度が保たれます。いわば、魔法瓶のような仕組みです。

 リフォームでできることといえば、窓やサッシを二重ガラスにする方法が簡単ですが、耐震対策と、あわせて壁等に断熱材を入れることも考えてみてはいかがでしょうか。床面や、天井は、壁に比べると比較的簡単に断熱材を入れる工法があります。

 ただし、少しでもすきまがあると熱が逃げてしまいますので、部分的なリフォームではなかなか難しいかもしれません。柱だけを残して全面的に作り直す「リノベーション」と呼ばれるやり方であれば、すきまなく適切に断熱材を設置して、快適な家にすることが可能です。

 また、本格的に取り組むのなら、一生の間に一度あるかないかですが、自分の家を建てる場合には、きちんと断熱設計ができた家を建てるようにしてください。質のいい住宅は、価値がある住宅として評価されるような時代になります。

 国の地球温暖化対策として住宅の断熱性能の向上が位置づけられています。2020年までには新築住宅においてH25年省エネ基準が義務付けられるほか、太陽光発電と組み合わせてネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH:ゼッチ)を標準としていくことが定められています。既存住宅の改築でもZEHをめざす動きがでてきています。

 効果

 熱が逃げにくくなりますから、暖房の消費エネルギーを削減することができます。また、露がつきにくくなったり、すきま風など暖房をしていても寒くて不快となることが少なくなります。

 全般的に断熱ができると、屋内の温度差も小さくなり、ヒートショックを防ぐことにもつながります。光熱費だけでなく、健康面でもプラスになることも考慮して、検討してください。

 費用

 リフォーム費用は、建物の状況などによって違ってきます。数十万円からできる場合があります。家全体を断熱リフォームすると1000万円程度かかる場合もあります(全面リフォームは、リノベーションと言われています)。

 また、断熱リフォームに関しては、一定基準以上の改装を行うと、平成29年度まで税制面での優遇があります。

 関連の取り組み

 家の断熱では、E42 窓を複層ガラスや二重サッシにして断熱性を高めることも会わせて実施してみてください。また、リフォームまでいかないDIYでの取り組みとして、E61 (冬)厚手で長めのカーテンを使うか、窓に断熱シート(エアクッション等)をはることも効果的です。

 屋根裏の断熱は、壁をはがす必要がなく、夏場にも涼しく過ごすことができるメリットもあります。

 導入のしかた

 大きな支出を伴う工事になります。耐震やバリアフリー、壁の修理など、家のリフォームのタイミングにあわせて、断熱ができないか、工務店と話し合ってみてください。

 なお、工務店によっては、あまり断熱工事に慣れていないところもありますので、よく話し合うことも大切です。

 断熱をすると、快適性が向上するほか、光熱費も削減にもなります。省エネ性能の高い住宅に引っ越した方へのアンケートでは、呼吸器系の病気や、心臓などの病気が軽減したという結果が得られています。

 おすすめの家庭

 一戸建の賃貸でない住宅の方は、ぜひ考えてみてください。すでに高断熱住宅にお住まいの方は、関係ありません。

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Last-modified: 2017-08-09 (水) 13:59:42 (128d), by 有限会社ひのでやエコライフ研究所