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パリの自転車発電デスク

コラム-鈴木

2年ほど前に大阪樟蔭女子大学の石蔵教授にお会いして、海外の飛行機待合所で、ペダルをこいで発電ができるかっこいい机が設置されているとの話が持ちかけられ、発電部分の製作に関わらせていただきました。日本原子力発電所協会として、先生も活躍されています。

http://eco-powerplant.com/(日本原始力発電所協会)

先日パリに出掛ける機会があり観光してきたのですが、パリ市内のサンラザール駅構内でその発電デスクをみつけてしまいました。少し時間があったので、大喜びで発電してきました。

パリ市内のテロのあと、ブリュッセルでもテロ事件があったすぐ後に、パリに出かけるというのも、それなりの理由がないと踏ん切れないことかもしれませんが、やんごとなき事情があり家族ででかけてきました。市内は観光地など、各地で警備がしっかりしており、安心して過ごせます。テロよりもスリのほうがはるかに危険という、いつもどおりのパリです(パリは初めてですが)。

パリマラソンの喧騒から脱出しようと、郊外へ向かう鉄道駅「サン・ラザール駅」にやってきました。そこでみかけたのが、上記の発電デスクです。3席用意してあり、すでに1名の先客の方が、パソコンに充電をしながら画面でビデオを見ていました。

 正面に突起のついた3席セットのテーブルで、駅に置いてある状況からすると、切符などの申込み用紙へ記入するためのデスクのような雰囲気です。デスクを横から見ると、固定された自転車のようにペダルと、椅子が用意されています。椅子に座ると1人用のちょうどいいデスクではあるのですが、ペダルがあるためについつい、回してみたくなります。

 椅子はかなり細めですが、通常の自転車の座席と比べると、しっかりつくられています。縦長なのは、身体の大きい人にも合わせられるような工夫なのでしょう。

 

 座ると正面にインジケータが表示されています。中央がコンセントで、220Vのヨーロッパ用のコンセントがささるようになっています。自転車を軽くこぐだけでインジケータが進み、時計回りに1周まですると、220Vのコンセント出力準備OKとなります。

 最大出力は150Wと書かれていました。ただ、150Wを発電し続けるのは、かなり大変だと思います。3台並んでいるうちの中央は、ペダルを踏んでも発電ができず、故障のようです。

 

 少しだけスマートフォンの充電をしてみましたが、数ワット出力なので、ほとんど足の負荷はかかっていません。電車の待ち時間にゆっくりくつろぐという使い方も十分可能です。

 息子もこいでみましたが、小学校5年生には少しサイズが大きかったようです。(関係ないかもしれませんが、ヨーロッパの男子トイレは金隠しの位置がめっちゃ高いですね。このコラムと関係あるのかないのか、ご判断はお任せしますが。)

 

 サン・ラザール駅のホームは30番線くらいまであるのですが、そのうち長距離列車が発着する側のホームに用意されています。待ち時間が30分以上の場合には、手持ち無沙汰を解消するためにも、いいのかもしれません。これから椅子に長時間座ることが予想されるだけに、少し運動しておこうかという気分にもなり、なかなかニーズに合っているかもしれません。

 表示されていたのは、www.wattatable.com ですが、アクセスはできません。

  wattatable で検索すると、ヨーロッパ方面で使われている様子や、サービス会社らしきところがたくさんみつかります。wewattという会社もそうなんでしょうかね。

 日本でも都市近郊の電車は頻繁に発着しているので目に止める人も少ないでしょうが、1時間に1本程度の電車(特急)は結構あるので、その待合場所なんかにいいのではないでしょうか。

 

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