4.新しいエコドライブ診断システムでエコドライブ講習会

投稿者: | 2012-07-13
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実車エコドライブ体験を通じた講習会

自動車に測定器と記録機を取付け、試走運転の結果をその場で分析し、エコドライブアドバイスシートを発行できる画期的なエコドライブ支援システムツールを開発しました。実車体験もできる講習会を行っています。運輸関連の事業者向けだけでなく、地域在住の市民への講習実績もあります。

  【システムを使った講習会の進め方例】   

まずは、通常ドライブで走行していただき、結果をすぐに「アドバイスシート」として発行します。アドバイスシートの評価を解説しながら、エコドライブ運転方法を皆で学びます。再度エコドライブで運転を行いエコドライブ「アドバイスシート」を発行し、エコドライブ前後の比較をしながら、エコドライブの運転技術を高めていくことができます。  

【講習会の特徴】 

  • 自動車に手間をかけずに簡単に取付けられ、走行状態を記録し、パソコンで分析診断し、その結果のエコドライブアドバイスシートを発行します。エコドライブアドバイスシートは、運転のクセや弱点などが一目で判ります。
  • 講習会では、アドバイスシートからの注意点などを説明し、エコドライブの運転技術を理解して再確認して頂けます。
  • 講習会は、エコドライブ運転方法とエコドライブアドバイスシートに基づいた説明をしますので自動車を運転できなかった方にもより深く理解して頂けます。

  弊社では、この新しいシステムツールを使ったエコドライブ講習会を随時受付けてますので詳しくはお問い合わせください。  今後の展開として、個人の向けにもシステムを貸出し、エコドライブアドバイスシートの発行も検討をしています。  

     自動車のOBD*コネクタに車両データー取得のELM機器を取付け自動車の運行情報を取得し、スマートフォンに送信し記録する。 記録されたデーターを解析しエコドライブアドバイスシートを発行する。

*:OBD:On‐board diagnostics  

自動車からの運行情報

  • 車速
  • エンジン回転数
  • 燃料消費量
  • アクセル踏込み量
  • 走行距離
  • 走行時間   

エコドライブアドバイスシート(運転診断)

  • 燃料消費割合(アイドリング、発進加速、減速、巡航毎)
  • 発進加速、減速、巡航の燃費
  • エンジン回転数と燃料消費量の関係
  • エンジン回転数と車速の関係
  • 全運行状況を車速、燃料消費量、急加速、急減速を表示
  • 評価と改善案を提示

 実測事例

1500cc乗用車 通常運転とエコドライブ運転を実施した結果   

エコドライブをすることで、50%の燃費改善    

 通  常  運  転  エコドライブ運転
走行時間(分)11
走行距離(km)3.43.4
使用燃料量(リットル)0.3860.257
燃費(km/リットル)8.813.2

なぜ燃費改善ができたか   

1.通常運転とエコドライブでは、青線のエンジン回転数と赤線の車速に大きな起伏の差 が見られます。

速度を押さえることでエンジン回転数が低くなることがわかります。  

【通常運転】  

    【エコドライブ】

    2.エンジン回転数を押さえると燃料の使用量が削減されます。

通常運転とエコドライブでは、青い点の分布を見るとエコドライブは、エンジン回転数を 全体的に約1700rpm以下で押さえた運転をしており、そのため燃料の使用量が削減されています。   エンジン回転数を押さえることで燃費が良くなります。  

【通常運転】  

  【エコドライブ】  

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