自転車発電のススメ(その1)

投稿者: | 2011-10-06
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311の地震以後、節電や省エネへの関心の高まりもあり、
多くの方から自転車発電装置のレンタルや製作代行のお問い合わせをいただきました。
予約が混み合う中、ご迷惑をおかけしたこともありました。
ご利用いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
弊社で貸し出し・製作代行を行っている自転車発電装置については、
自転車発電のページ (鈴木靖文 環境のページ内)
業務3 自転車発電装置の貸し出し・製作代行
にすでに詳しく紹介されているのですが、現在の担当者の視点から改めてご紹介してみようと思います。

WebSiteにはすでに文章や写真等で説明をしているのですが、
動画の方がわかりやすいだろうということで、
自転車発電装置の設置から発電までを紹介した簡単な動画をyoutubeに掲載しました。
ぜひ1度ご覧くださいませ。
自転車発電のススメ その1(YouTube)

繰り返しになりますが、弊社では「発電装置」と「インバーター」のセットを貸し出しています。
後輪が浮くタイプのスタンド付自転車(いわゆるママチャリ)は、ご用意ください。
この動画の中では、27インチの自転車を使っています。
子どもが挑戦する場合は、24インチ以下の自転車を使って下さい。
全力でこいだ場合に転倒する恐れがあります。動画では、1人で発電をしていますが、
通常は後ろから自転車を押さえるようにしてください。
自転車と発電装置の設置や発電のコツなどは、以下のPDFにまとめてあります。
自転車発電装置について(110926版)
今回は、60Wの白熱電球を点灯させてみました。
楽にこいでいるように見えますが、軽い坂道を登るようなペダルの重たさになっています。
私の場合は、動作テストやメンテナンスを何度も繰り返しているうちに、
すっかり発電が上手になってしまったようです・・(汗。
私自身は、子どものとき(幼稚園)に、大阪市立電気科学館(現在の大阪市立科学館)で、
大型の手回し発電を体験したことがあります。1985年ごろの話です。
記憶があいまいですが、たしか扇風機と白熱電球(?W)3個がつながっていたと思います。
当時の私の力では、いくらまわして白熱電球がふわふわと点滅するだけでした。
父親にバトンタッチし思いっきり回してもらったところ、白熱電球が全て点灯し、扇風機が勢いよく回転しました。
発電とはなんと力のいることかと思ったことを今でもよく覚えています。
新しくなった大阪市立科学館でも、この手回しの発電装置は、当時の発電機を使っているようです。
現在は発電量がデジタルで表示されるようになっていたと思いますが、
個人的には、昔の扇風機と白熱電球の方がおもしろかったなぁと思っています。
自転車発電装置は、接続した電化製品の負荷(どれだけ電気を使うか)によって、
ペダルの重たさが変わります。一瞬だけ動かすことができたとしても、
持続しようと思ったら、さあ大変という電化製品もたくさんあります。
目に見えない電気(エネルギー)を体で体験してみませんか?
・・それにしても、「その1」と書くと、「なかなか、その2ってないよね」と突っ込まれそうで恐ろしいですね。
(今度こそつづく)

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