パンツをやめて4ヶ月が経ちました。あれから一度もパンツをはいていません。特に不便は感じませんし、ゴムの締め付けがないためか非常に快適です。特に夏場は感動的なくらい風通しがよく、気持ちがいいです。
一方でしっかり引き締めることで、しゃきっと気分の入れ替えもできます。家だけでなく、会社や講義でもしていますが、他人に見られるものではないので、全く問題ありません。
ふんどしは、すべての人におすすめです。
地球温暖化問題は、社会経済の基本となるエネルギーに直結する問題で、石油や石炭などの化石燃料を使わないようにすることが求められる、環境問題の中でもラスボス級の解決困難な問題とされてきました。その大きな解決に踏み出したとされる1997年に合意された京都議定書でも、途上国はもとより米国や中国も参加せず、世界全体の5分の1の排出量を出す国の取組みにとどまってしまいました。
ところが、ここ数年で状況は大きく変わっています。2015年にはパリ協定が合意され、中国や米国の支持もあって2016年に早々に発効しました。途上国も含めて(アメリカは不透明だが)世界全体が脱炭素に向かって動き出しています。CO2削減の政策をどちらかといえば足を引っ張ることが多かったビジネス界でしたが、現在では名だたる世界企業が、先をいそいでRE100への参加表明を行い、再生可能エネルギーのみで事業を成り立たせると宣言している状態です。
その大きな立役者となっているのが、風力発電と太陽光発電です。現在のところ、大型風力発電のほうが発電単価が安いとされていますが、太陽光発電もそれに追いつく勢いで価格低下が進んでいます。日本の火力や原子力の発電単価が10円/kWh程度とされている中で、中東のアラブ首長国連邦(UAE)で建設が進んでいる太陽光発電では、3円/kWhの単価ともいわれており、火力発電所や原子力発電所よりも競争力のある発電になりつつあります。
再生可能エネルギーが普及することは、望ましいことには間違いありませんが、なぜここまで安くできたのか、どうしても不思議でなりませんでした。そこで、資料をさぐってみました。
古民家と言っても、群馬県渋川市の旅籠を移築した上で、3年間住んだ実際の経験が満載されている。古民家が注目される走りとなったもので、めくるページごとに大きく載せられている落ちついた写真が、芸術作品のような雰囲気である。
本来であれば、そうした価値や良さを読み解いていくことが重要なのであろうが、商売がら興味を持ってしまったのは、「古民家ぐらしトラブル奮闘記」といった最後の章である。誤解しないでいただきたいのは、古民家が住みにくいという話題を持ち上げようというのではなく、古民家に住むことの課題や試行錯誤の様子を、ありのままに記録していただいている点に、最大限敬意を表したいという気持ちでいっぱいだということである。出版物ではなかなかできないことであり、こうした記録があるからこそ、古民家を真剣に検討する動きがでてきたのだと思われる。
本筋でないので申し訳ないが、私が興味を持ったのは「天井からの露」で、古民家に限らず起こりうるものだと思われる。
LEDが省エネであることはよく知られていますが、手作りにも非常に相性がよく、自分で切ってデザインして、いろいろ工夫ができる楽しみがあります。
コンセントの電気を直接使うのではなく、パソコンやラジカセなどに使われる「電源アダプタ」を使いますので、感電などの心配もなく安全です。ちょうど太陽光パネルや鉛バッテリーの電圧と相性がよく、太陽光100%の明かりを作ることも可能です。
使うLEDは「LEDテープライト」と呼ばれているもので、8mm幅のアルミテープにLEDがずらりと並んでいます。途中で切ることもでき、切ったテープを後から配線をつなぐこともできます。実は、店舗のディスプレイ照明などには、数年前から広く使われているものです。
これで安価で実用的な照明をつくることができます。わが家は太陽光のバッテリーで使っており、シャンデリアのようなゴージャスさも演出してくれています。
寒い日に、しっかり窓を締め切ったはずの部屋なのに、すきま風が吹き込んでくることはないでしょうか。特に床を伝わって冷たい風が、窓のほうから染み出してくるような感じになることもあります。
よほど住んでいる人が注意散漫でなければ、窓を締めているのは確かでしょう。それでも風が吹き込んでくるのは、2種類の理由があります。
一つは、実際に隙間があいている場合です。建物は壁や窓を完全密閉できるわけではなく、どれだけがんばっても隙間が生じて風が通りぬけてしまいます。木の板をつなぎ合わせるときに隙間ができますし、年月を経て歪みが大きくなります。木でなくても、古いアルミサッシなどでは前後に力を加えた時にガタガタゆれるようでは、横から見たときに少し隙間が空いているのが確認できます。また、電気などの穴を開けていくときにも隙間が生じます。どんなに密閉を考慮して建てた家でも、1平方メートルあたり、1平方cm相当の空気が通る穴ができてしまいます。この隙間面積(cm2/m2)をC値と言って、しばらくまでまでは省エネ基準で定められていました。次世代省エネ基準では、北東北や札幌では2以下、それ以外では5以下と定められていました。ただし次世代基準を達成している住宅が国内に5%程度しかない現状をみると、多くの家庭ではすき間だらけと考えて、間違いないと思います。
もうひとつは、すきまが空いていないのに、隙間風が起こる場合です。窓際で、窓から風が吹き込んでくるような冷たさを感じる経験をお持ちの方は多いかと思います。窓や屋外に接する壁面で冷やされた空気が、重くなって吹き下ろし、床を伝わって冷たく感じられるものです。コールドドラフト(冷たい吹き下ろし風)と呼ばれます。
原因は違いますが、この隙間風、冬場の生活にとっては、いちばん来てほしくない場所にやってくる、やっかいものです。
家がしっかり断熱できているのであれば、暖房を使わずにも暖かさを維持することができます。なぜ暖房が必要なのかといえば、熱が逃げているために、それを補うエネルギーが必要となってくるためです。
日本の住宅の場合には、暖房の熱の48%が窓から逃げていると推計されています(新省エネ基準モデル住宅での推計)。窓際が寒いというのは事実そのとおりで、熱が逃げやすく、いわば冷気がしみ込んでくるためです。上手に断熱をしてあげることで、快適に過ごすことができます。
断熱ができていないと、夜に暖房を切ったあと、どんどん室温が下がっていきます。そして起きるのが嫌になるくらい寒い朝を迎えることになります。断熱ができてれば、エネルギーを使わなくても、暖かく朝を迎えることができます。
京都の冬は底冷えがする寒いところです。もともと断熱ができている家が少ないこともあり、北海道から来た人はほぼ間違いなく、「北海道より寒い」と言います。日本海側ほどではありませんが、日中も曇りがちで気温もあまり上がりません。おなじ近畿ですが、大阪まで出ると暖かい日差しが照っており、太陽のありがたく感じることがよくあります。1200年以上の昔から続く寒い生活を、今なお肌で感じることができる、素敵な町です。
弊社が入っている4階建ての建物も、築40年を超えていることもあり、断熱たぶんなく、窓は単板ガラスです。いまどき複層ガラスや断熱はあたりまえとなり、しっかり断熱された建物は冷暖房消費も少なく健康にもプラスだと、講演では繰り返し言っているのですが、紺屋の白袴ですね。
社会全体で断熱化を進めていく方向が間違いないとしても、当面は同じような寒い事務所・住宅で過ごしている方が多いでしょう。そんな方と同じ目線に立って、どんな工夫ができるか、試行錯誤を続けた記録を書き綴っていきたいと思います。すべての人が、化石燃料に頼らずとも、暖かく冬を過ごせる、そんな時代が来ることを願って。
1)エアコンの風が床まで届かない?
2)なんでもいいから窓を断熱せよ!
3)すきま風はもったいない
4)足元を温める
5)体を温める
試行錯誤中のものもありますが、順次掲載していきます。
2017年9月25日と26日に、大阪市で、ごみ減量推進員向けの講習会でお話をさせていただきました。そのときの話を整理してみました。その後編です。
(記事が長すぎて1本で書けないので、前後半に分けて掲載しています) 前編はこちら
2017年9月25日と26日に、大阪市で、ごみ減量推進員向けの講習会でお話をさせていただきました。そのときの話を整理してみました。
ごみ問題への関心は、以前より低くなっているのは確かですが、まだまだ削減をしないといけない大変な状況も迫っています。短い時間で、具体的な削減方法は伝えきれませんが、なぜ取り組むべきなのかを中心にお話させていただきました。
(記事が長すぎて1本で書けないので、前後半に分けて掲載します。後編はこちらです。
2年ほど前に大阪樟蔭女子大学の石蔵教授にお会いして、海外の飛行機待合所で、ペダルをこいで発電ができるかっこいい机が設置されているとの話が持ちかけられ、発電部分の製作に関わらせていただきました。日本原子力発電所協会として、先生も活躍されています。
http://eco-powerplant.com/(日本原始力発電所協会)
先日パリに出掛ける機会があり観光してきたのですが、パリ市内のサンラザール駅構内でその発電デスクをみつけてしまいました。少し時間があったので、大喜びで発電してきました。